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すっぱい食べ物や飲み物で歯が溶けるって本当?

すっぱい食べ物や飲み物で歯が溶けるって本当?
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こんにちは。練馬区石神井公園にある歯医者「すぎもと歯科クリニック」です。

前回のコラムでは、「子どもに虫歯菌が急激に増える!?「感染の窓」について取り上げました。第95回の今回は、「すっぱい食べ物や飲み物で歯が溶けるって本当?」についてご紹介していきます!

 

虫歯や歯周病と言えば、多くの人が意識して予防をしているものだと思います。しかし、健康的な歯をキープするためには、虫歯や歯周病予防だけでは十分ではありません。歯を失ってしまう原因は、虫歯や歯周病だけではないからです。
歯を失う原因のひとつに、「酸蝕歯(さんしょくし)」というものがあります。酸性の強い食べ物や飲み物を多く摂取することで歯が溶けるという症状です。
酸蝕歯になるのは大人だけではありません。気を付けないと、子どももなってしまう恐れがあります。
しっかり予防して、健康的な歯をキープできるようにしておきましょう。

 

酸蝕歯って?

酸蝕歯とは、飲食物などの中に含まれている酸によって、歯の表面が溶かされてしまう症状のことです。酸性の強いものを多くとることで、発症のリスクが高まると言われています。
歯の表面はエナメル質でできており、エナメル質は硬度があるものの、酸に弱いという特徴を持っています。酸によってエナメル質が溶けだしてしまうことを脱灰といい、基本的に人間の歯は唾液の働きによって脱灰と再石灰化を繰り返すものです。しかし酸性の強いものが頻繁に口腔内に入ってくる、また長時間留まることで、再石灰化が行われず、歯が溶けた状態が続いてしまいます。それが酸蝕歯です。

酸蝕歯は一般的にゆっくり進行すると言われており、発症初期は自覚症状もそれほどありません。そのため気がついたときにはエナメル質の内側にある象牙質が露出するなど、かなり深刻な状況になっていることが多くなります。
日頃から酸蝕歯の原因になるような飲食物をとり過ぎないように注意しましょう。

 

酸蝕歯になりやすいものって?

酸性が強い食べ物や飲み物を多く頻繁にとることで、酸蝕歯の発症を促すと言われています。
基本的に人間の口腔内は弱酸性から中性(pH6.5~7)です。pHが低いもの(pH値5.5以下の酸性が強いもの)が口腔内に入ってくると、唾液によって洗い流すのですが、あまりにも入ってくる量が多い、長時間口腔内に留まっている、また唾液の分泌量が少ないなどが重なると、唾液で洗い流すことできず、歯の脱灰が繰り返されます。
酸性の強い飲食物は私たちの生活の中に溢れており、気がつかないうちに口にしてしまうものです。
酸性が強い飲食物の代表例を以下に紹介しておきますので、参考にしてください。

  • ・ レモン pH値2.1
  • ・ ミカン pH値3.5~3.6
  • ・ オレンジ pH値3.5~3.6
  • ・ グレープフルーツ pH値3.2
  • ・ 炭酸水、炭酸飲料 pH値2.2~2.9
  • ・ ビール pH値3.8~4.1
  • ・ 白ワイン pH値2.8~3.2
  • ・ 赤ワイン pH値3.3~3.6
  • ・ 乳酸飲料 pH値3.7~4.4
  • ・ 果汁100%ジュース pH値3~4
  • ・ スポーツドリンク pH値3~3.6
  • ・ 黒酢 pH値3.3~4.4
  • ・ 酢の入ったドレッシング pH値3.1~4

 

日頃から頻繁に口にするものが多いことにお気づきだと思います。特に健康にいいとされている黒酢もpH値が5.5以下で、酸性が強いです。あまり飲みすぎると酸蝕歯のリスクが高まるので注意しましょう。
また、サラダなどにかけるドレッシングも酢が入ったものだと酸性が強い傾向があります。酸蝕歯を予防したい場合は、サラダにドレッシングをかけすぎないようにしましょう。

 

酸蝕歯を予防するには?

酸性の強いものが分かりましたが、どれも日頃から頻繁に口にするものばかりで、まったく口にしないことは難しいですよね。

酸蝕歯予防では「なにを口にするか」ではなく「どう口にするか」が重要です。
酸蝕歯を予防するためのポイントをご紹介します。

・頻繁に口にしない
酸性の強いものが一瞬にして歯を溶かしてしまうわけではありません。何度も頻繁に口にすることで、エナメル質が溶けだしてしまうのです。

・だらだらと食べたり飲んだりしない
これも同じことで、酸性の強いものが長時間口の中に留まっていることで、唾液で中和できなくなり、酸蝕歯になってしまいます。

・酸性の強いものを口にした後は水を飲む
酸性の強いものを口にすると、一時的に口の中の酸性が高まります。それを水や緑茶などの酸性の低い飲み物で中和することで、酸蝕歯予防になります。

・食後30分は歯磨きをしない
虫歯や歯周予防においては、食後すぐに歯を磨くことは有効ですが、酸蝕歯予防においては食後すぐの歯磨きは極力避けた方がいいです。酸性の強いものに触れると、歯の表面のエナメル質は一時的に柔らかくなっており、削れやすくなっているからです。最低でも30分は歯磨きをしないようにしましょう。

・就寝前に酸性の強いものを口にしない
眠っている間は唾液の分泌が減り、口腔内を中和する力が弱くなっていますので、就寝前は極力酸性の強いものは口にしないようにしましょう。

 

すっぱい食べ物や飲み物で歯が溶けるって本当?

 

虫歯や歯周病予防とは異なる方法で予防しなくてはいけない酸蝕歯。気を付けないと、歯が溶けて、抜け落ちてしまいます。
ここで紹介したことを参考にして、しっかり酸蝕歯予防をするように心がけてください。

 

次回は「虫歯になりやすくなる? くさび状欠損とは」についてご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

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