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子どもに虫歯菌が急激に増える⁉「感染の窓」とは

子どもに虫歯菌が急激に増える⁉「感染の窓」とは
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こんにちは。練馬区石神井公園にある歯医者「すぎもと歯科クリニック」です。

前回のコラムでは、「治療は必要? 子どもが「歯ぎしり」をする原因と対処法」について取り上げました。第95回の今回は、「子どもに虫歯菌が急激に増える!? 「感染の窓」についてご紹介していきます!

 

生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内には、虫歯の原因となる虫歯菌が存在しません。しかし、ある時期を境に虫歯菌が口腔内に侵入し、赤ちゃんに感染します。
その時期というのが1歳7か月から2歳7か月の間です。歯科関係者はその時期のことを「感染の窓」と呼んでいます。
では、なぜその時期に虫歯菌が感染してしまうのでしょうか。また、その時期に虫歯菌が感染しないようにするにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、生涯虫歯ゼロを実現するために親御さんが気を付けたい、感染の窓の時期にできる感染予防のポイントなどをご紹介します。

 

どうしてその時期に感染してしまうの?

だいたい、赤ちゃんに奥歯(第一乳臼歯)が生え始めるのは1歳6か月頃です。
虫歯菌と呼ばれるミュータンス菌やソブリヌス菌は、つるつると滑らかな鉱物質の表面にくっついて繁殖するという性質を持っています。つまり歯は虫歯菌にとって繁殖に適したものであるということ。繁殖した虫歯菌は歯の表面に歯垢を作り、虫歯の原因を作っていきます。
そのため、歯が生え始めた1歳6か月を過ぎたあたり(1歳7か月ごろ)から、虫歯菌が感染しやすくなってしまうのです。この時期になると窓を開けたように虫歯菌が歯の表面に感染していくことから、歯科関係者はこの時期のことを感染の窓と呼んでいます。

 

感染経路は?

赤ちゃんの口腔内に虫歯菌が感染する原因と考えられているのが、周りにいる大人たちの唾液です。
第一乳臼歯が生える時期は、一般的に卒乳の時期と重なり、離乳食など、母乳以外のものを食べるようになります。その際に、母親が自分の使った箸で食べ物を赤ちゃんの口に運んであげたり、自分の食べかけのものを赤ちゃんに与えたりすることがあると思います。このようにして大人の唾液が赤ちゃんの口腔内に侵入することで、赤ちゃんの口腔内に虫歯菌が侵入し、感染してしまうのです。
基本的には、感染の窓の時期が終わると、虫歯菌の感染は少なくなります。口腔内の虫歯菌の割合は、この感染の窓の時期に侵入した虫歯菌の量で決定すると言われており、この時期にしっかりと感染予防をしておくことで、その後の人生で虫歯になってしまうリスクが減らせると考えています。逆に、この時期にしっかり予防しておかなければ、その後いくら歯磨きを頑張っても、虫歯になりやすくなってしまうということです。
1歳7か月から2歳7か月の間は、赤ちゃんの口腔内に虫歯菌が侵入してしまわないよう、しっかり注意しておくようにしましょう。

 

感染の窓の時期に実践したい予防のポイント

感染の窓の時期に、周りの大人が意識しておきたい感染予防のポイントをご紹介します。

・大人が使った箸で子どもに食べ物を食べさせない
大人の唾液が赤ちゃんの口腔内に入ってしまわないようにするには、大人が使った箸で食べ物を赤ちゃんに与えないことです。赤ちゃんの食事は、赤ちゃん専用の箸を用意して、それを使うようにしてください。
また、噛み与え、熱いものを息で冷ましてから与える、なども唾液が赤ちゃんの口腔内に入る原因になりますので、極力避けるようにしましょう。

・食後の歯磨きを習慣づける
虫歯菌を繁殖させないためには、やはり歯磨きが大切です。食事をするたびにすぐに歯磨きをしてあげる習慣をつけ、口腔内を常に清潔にしてあげるようしてください。
うがいなどする際には、大人が使ったコップは利用せず、赤ちゃん用のものを用意するようにしてください。

・口にチューをするのを極力避ける
スキンシップの一環として、ついつい赤ちゃんの口にチューをしてしまう親御さんがいらっしゃいますが、虫歯菌の感染予防の観点からいえば、あまりいい行為とは言えません。しかしスキンシップは大事ですから、極端に密着を避けるというのは考えものです。口と口が長い間くっついて、唾液が赤ちゃんの口腔内に入っていかない程度には、スキンシップをしてあげてください。

・親御さん自身がしっかり虫歯予防する
どんなに意識していても、知らず知らずのうちに大人の唾液、特に常に一緒にいる親御さんの唾液は赤ちゃんの口腔内に入ってしまうものです。そのため、周囲にいる大人が、率先して虫歯予防を実践し、口の中に虫歯菌が増えてしまわないよう気を付けておく必要があります。

 

子どもに虫歯菌が急激に増える?「感染の窓」とは

 

感染の窓の時期は虫歯菌が感染しやすく、また、この時期に感染した度合いによってその後の虫歯の発症率に影響します。
かわいい赤ちゃんが将来、虫歯で悩んでしまわないよう日頃から家族みんなで虫歯予防を意識しておくようにしましょう。

 

次回は「すっぱい食べ物や飲み物で歯が溶けるって本当?」についてご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

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