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なぜ虫歯で神経を抜かなければいけないの? 神経を取る理由とデメリット

なぜ虫歯で神経を抜かなければいけないの? 神経を取る理由とデメリット
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こんにちは。練馬区石神井公園にある歯医者「すぎもと歯科クリニック」です。

前回のコラムでは、「虫歯で顎が痛くなる? 顎関節症以外の「顎の痛み」の原因とは」について取り上げました。第77回の今回は、「なぜ虫歯で神経を抜かなければいけないの? 神経を取る理由とデメリット」についてご紹介していきます!

 

歯科治療ではどれだけ歯にダメージを与えずに、痛みが少ない治療を心がけていても、やむを得ず歯に通った神経を取らなければいけないことがあります。大切な「歯の神経」を抜かなければならない理由には、どのようなものがあるのでしょうか?
今回はその理由を、歯の仕組みや「そもそもなぜ歯に神経が必要なのか」というところからお話ししてきたいと思います。

 

歯の仕組みと「歯の神経」の役割を知ろう

●人間の歯の仕組み
人間の歯は外側から、白くツヤツヤした「エナメル質」「象牙質」、そして神経の塊である「歯髄」から成ります。さらに歯茎の内側を見てみると、歯と歯茎をつなぐ「付着歯肉」、エナメル質がより変化した「セメント質」、歯根部分の「象牙質」でできており、それぞれの厚さは実に数ミリ程度。そして歯根の中心を、神経と血管が通るパイプ「根管」が貫き、歯の土台となる「歯肉」と「歯槽骨」につながっています。
このように人間の歯は、歯茎などの柔らかい軟組織や、血管が無い硬組織、そして神経や血管が細かく折り重なることで、固くしっかりと口腔内に根を下ろしているのです。

●「歯の神経」と「痛覚」の役割
ものを噛むための固い部分や、粘膜から変化した柔らかい歯肉と比べると、日常生活の中で「歯の神経」を意識することは少ないでしょう。
そもそも神経は、ものが触れた時の感触や痛みを感じ取って、脳に伝達するためのセンサーの役割を持っています。特に歯の神経は、虫歯や知覚過敏などによる刺激を感じ取って、
ものを噛むための大切な器官がダメージを受けていることを脳に知らせているのです。ついつい「歯の痛みなんて感じなくても良いのに……」なんて考えてしまいますが、歯の神経は大切な防衛機能のひとつなのですね。

 

「歯の神経」を抜かなければいけない理由

歯科クリニックでは神経の大切さを考慮して、大人から子どもまで、できるだけ神経に影響が出ないように治療を進めていきます。
しかし次のような理由から、やむを得ず神経を抜かなければいけないケースもあります。

●虫歯の進行を防ぐため
歯の神経を抜かなければいけない最も大きな理由は、虫歯などの進行を防ぐため。
虫歯や歯周病が歯のコア部分まで進行してしまうと、根管を通って他の部位に転移してしまう可能性があります。
虫歯が神経にまで達すると、歯肉の内側で炎症を起こし、膿をため込んでしまう場合があります。さらに虫歯菌や歯周病菌は根管や歯周ポケットから血管内に侵入し、全身に回ってしまうこともあるのです。このような状態になると、心臓や脳の病気を引き起こし、命に係わる症状にもつながることがあるため、早い段階で歯の神経を抜き取って対処しなければなりません。

●ひどい知覚過敏を改善するため
歯や神経が何らかの細菌に感染していなくても、知覚過敏がひどい場合、神経を抜いて対処する場合もあります。知覚過敏というと、熱いもの・冷たいものを噛んだ時に一瞬「キーン!」と痛むものを想像する方も多いでしょう。
しかし歯周病が進んでしまうと歯茎が下がって、歯根の象牙質が露出してしまいます。歯根の象牙質は表面部分よりも薄く、神経に続くたくさんの穴が空いています。このピンホールから刺激が直接神経に届いてしまうため、少しの刺激で何秒も激しい痛みが続く状態になってしまうのです。

●痛み止めが効かない場合
痛み止めを飲んでも虫歯や知覚過敏などの症状が治まらない場合、やむを得ず歯の神経を抜かなければならない場合もあります。
本来痛み止め薬は、痛みの元となる物質をキャッチする“痛みセンサー”の穴「レセプター」を埋めてしまうことで、痛みを感じ取らないようにする役割を持っています。
ところが歯の神経が細菌に侵されてしまったり、神経があった場所に膿が溜まってしまうと、痛み止めでは痛覚を抑えられない場合があるのです。
市販薬や処方薬の痛み止め薬も万能ではありません。どうしてもひどい痛みが治まらない場合は、痛みを感じている神経を取らなければならないということも覚えておきましょう。

 

虫歯などで「歯の神経」を抜くデメリット

 

なぜ虫歯で神経を抜かなければいけないの? 神経を取る理由とデメリット

 

歯は一生涯使うものですから、できれば「歯の神経」も残しておきたいものです。歯の神経を抜いてしまうと、当然日常生活のさまざまな場面でデメリットが出てしまいます。

●歯や歯列の変化を感じ取れない
歯の神経を取ると、当然歯のセンサー機能は失われてしまいます。
歯がダメージを受けないように事前に察知してくれるこの機能が失われると、気づかない間に歯に負荷をかけてしまうことがあります。もし歯が欠けたり、ヒビが入ってしまった時も、その変化を痛みとして気づくことはできません。

また、歯は年齢や歯のすり減り方の変化に合わせて、常に全体の歯並びを調整しています。もちろん一本の歯によって変化している訳ではないですが、歯の神経が無い部分があると歯並びの調整が遅くなってしまう心配もあるでしょう。

●歯が黒くなり“死んでしまう”
神経を取り除いてしばらくすると、見た目にも変化が現れてきます。
歯の中心部を通っている「根管」を取り除くと、神経と血管がなくなってしまいます。そうすると歯を修復する栄養と水分が行き届かなくなり、新陳代謝が止まってしまうのです。 神経を抜き取った歯はしだいに黒く変色してしまい、いわゆる“死んでしまった”状態になってしまいます。黒い歯は前歯などの部分では大変目立つので、できるだけ避けたいものですね。

●温度や食感など食事の楽しみが減る
知覚過敏などの厄介な症状が無くなるのは嬉しいかもしれませんが、正常なセンサー機能が働かなくなるのは、食事の楽しみを損ねてしまいます。
もちろん口腔内の粘膜や舌、唇でも温度を感じることはできますが、食事には食材ごとの温度の違いや食感、歯ざわりも大切なポイントです。

歯の神経を抜くデメリットを考えると、今回ご紹介したケースは歯科クリニックでもできるだけ避けたい治療法です。こうした状況を避けるためには、神経を取らなければいけないほどの病気にならないことが一番ですよね。定期的な歯科検診でこまめに歯のコンディションを確認して、早めに対処する習慣を身に着けておきましょう。

 

次回は「なぜ虫歯で神経を抜かなければいけないの? 神経を取る理由とデメリット」についてご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

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